豪ドル週間見通し:弱含みか、豪準備銀行は利下げ実施へ

通貨
2019年6月1日 15時01分

■弱含み、米ドル安・円高進行の影響受ける

先週の豪ドル・円は弱含み。与党保守連合による安定政権への期待で豪ドル買いが強まる場面があったが、米中貿易摩擦の長期化への懸念が強まり、豪準備銀行(中央銀行)の6月利下げ観測が豪ドル売り圧力になった。米ドル・円相場が週後半に円高方向に振れたことも影響したようだ。取引レンジ:75円09銭-76円17銭。

■弱含みか、豪準備銀行は利下げ実施へ

今週の豪ドル・円は伸び悩みか。豪準備銀行(中央銀行)の理事会では政策金利の0.25ポイント引き下げが広く予想されている。声明で早期追加利下げの可能性が示唆された場合、豪ドル売りが活発となる可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・4日:1-3月期経常収支(10-12月期:-72億豪ドル)

・4日:4月小売売上高(3月:前月比+0.3%)

・4日:豪準備銀行が政策金利発表(0.25ポイント引き下げ予想)

・5日:1-3月期GDP(10-12月期:前年比+2.3%)

・6日:4月貿易収支(3月:+49.49億豪ドル)

予想レンジ:74円00銭-76円00銭

《FA》

提供:フィスコ

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