急落後のリバウンド狙う、ボリンジャー【-3σ】ブレイク銘柄 高ROE 10社選出 <テクニカル特集> 6月3日版

特集
2019年6月3日 17時20分

3日の東京株式市場は、米通商摩擦への警戒感と円高進行でリスク回避ムードが続くなか、下値模索の動きを一段と強める展開。前週末の米国株市場ではNYダウが急反落となったほか、外国為替市場でもリスクオフの円買いが加速し、1ドル=108円10銭台まで円高が進行、これが主力株をはじめ広範囲に買いを手控えさせる背景となっている。海外ヘッジファンド筋による先物売りも顕著で全体相場の押し下げ要因となった。日経平均株価は前営業日比190円安の2万0410円と4日続落。東証1部の値上がり銘柄数は312、値下がり銘柄数は1782、変わらずは46。

本特集では、テクニカル指標で“買われ過ぎ”“売られ過ぎ”の目安として使われるボリンジャーバンドと経営の効率性を判断する指標として重視するROE(自己資本利益率)に注目しました。ボリンジャーバンド「-3σ」を3日終値が下回り、ROEの基準とされる8%以上の 10社をピックアップ。-3σとのカイリ率が大きい順に記しました。

-3σをブレイクアウトした銘柄は、買い戻しやリバウンド狙いの買いが入りやすいとされており、短期的な買い候補として注目してはいかがでしょう。

-3σとの

銘柄名    カイリ率 ROE

<3160> 大光      -2.23  12.27

<7888> 三光合成    -1.48  8.88

<4465> ニイタカ    -1.20  8.64

<4290> PI      -0.80  13.67

<8940> インテリクス  -0.79  8.78

<7408> ジャムコ    -0.59  8.72

<7190> マーキュリア  -0.19  8.71

<7296> FCC     -0.17  9.22

<3294> イーグランド  -0.15  10.77

<7921> 宝印刷     -0.12  8.42

※当情報は参考資料・データとして提供しております。売買に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。

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