米国株見通し:米中の通商摩擦激化への懸念継続

市況
2019年6月3日 18時20分

S&P500先物  2740.25(-12.25) (17:55現在)

ナスダック100先物  7090.00(-43.50) (17:55現在)

17時55分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は軟調推移。NYダウ先物は130ドル安程度で推移している。欧州株式市場は全面安。時間外取引のNY原油先物は前日比0.50ドルほどの下落で推移。こうした流れを受け、3日の米株式市場は売り先行で始まりそうだ。

中国が予定通り1日から対米報復関税を発動しており、米中の通商摩擦激化への懸念が続く。一方、トランプ米大統領が3日から7日まで欧州を訪問する(英国、アイルランド、フランス)。ファーウェイの製品の排除に関する要請や、欧州との通商問題などへの言及には関心が高まりそうだ。NY原油先物は、米国の対イラン対話姿勢である程度の緊張緩和が期待され、下げ渋る展開が見込まれる。

本日発表となる米国の経済指標は、5月製造業PMI改定値、5月ISM製造業景況指数、4月建設支出。PMI改定値は速報値と同水準との予想だが、ISM指数は前回を上回り、建設支出もプラス転換すると予想されており、株式市場にはポジティブな材料になる可能性がある。

《KK》

提供:フィスコ

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