<注目銘柄>=日本製粉、コンビニ向け弁当など好調で押し目買い好機

材料
2019年6月4日 10時00分

日本製粉<2001>は業績好調でディフェンシブストック特有の強い動きが期待できそうだ。PBR0.9倍の時価近辺は割安感もあり買いで対処したい。

製粉業界大手として高い競争力を有し、加工食品分野でもシェアを伸ばしている。ここ拡大傾向を強める中食市場や冷凍食品市場を成長戦略のターゲットに置いており、コンビニ向け弁当やおにぎりが好調で収益貢献しているほか、冷凍食品ではチャーハンなど米飯類の売り上げが伸長している。19年3月期営業利益は前の期比12%増の112億2200万円と2ケタ成長を確保したが、20年3月期も前期比7%増の120億円と伸びが続く見通し。

信用買い残は枯れ切った状態で、株式需給面からの売り圧力が少ないこともポイント。1700円台はここ1年間でみたボックス下限ゾーンであり、一段の下値リスクは限定的。分散して買い溜めておき、噴き値を待ちたい。(桂)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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