松屋が5日続落、5月売上高は3カ月連続で前年上回るも反応限定的
松屋<8237>が5日続落している。3日の取引終了後に発表した5月度の売上速報で、銀座店と浅草店を合わせた銀座本店の売上高は前年同月比2.2%増と3カ月連続で前年実績を上回ったが、市場の反応は限定的のようだ。
前年に比べて祝日・振替休日の2日増という営業条件のなか、月後半の真夏日を記録する気温の上昇などを受けて、婦人部門のサングラス・帽子などの婦人雑貨が好調に推移した。また、国内外のデザイナーによる高価格帯の婦人服も引き続き堅調に推移した。なお、免税売上高は、化粧品等の消耗品は2ケタに迫る伸びを示したものの、ラグジュアリーブランドを軸とした一般品がやや鈍く、前年を下回った。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)