7日の株式相場見通し=米株高を好感し買い先行も上値の重い推移に

市況
2019年6月7日 8時28分

7日の東京株式市場は、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が4日続伸したことを好感して買い優勢のスタートとなりそうだ。ただ、米国を巡る中国やメキシコとの貿易摩擦への警戒感が強まるなか、5月の米雇用統計の発表を前に買い手控え姿勢が強まり、上値の重い推移が想定される。7日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=108円40銭台での推移となっている。

6日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比181.09ドル高の2万5720.66ドルと4日続伸した。米政府がメキシコへの関税発動の先送りを検討しているとの報道を受け、NYダウとナスダック指数はそろって値を上げた。NYダウは一時、260ドル超の上昇となった。原油相場の上昇を受け、エクソン・モービル、シェブロンが高く、アナリストの投資判断引き上げを受けアドバンスド・マイクロ・デバイシズが上昇するなど半導体株がしっかり。アップルやアマゾン・ドット・コムなど主力IT関連株が高く、テスラが急伸した。半面、ナイキやメルクが安い。ナスダック総合株価指数は、同40.078ポイント高の7615.553と3日続伸。

日程面では、4月の景気動向指数・家計調査・毎月勤労統計調査(速報値)に注目。海外では、米5月の雇用統計、メイ英首相が保守党党首を辞任が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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