伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月10日記)
日経平均株価は、前週末のNYダウが上昇した流れを映して、本日の寄り付き値が一段高となる公算です。この上昇により、5月14日以降と同程度の値幅(679円幅)の反発となる2万0968円へ到達すると考えられます。
現在が弱気の流れの途中で、目先の反発調が5月20日の高値2万1430円へ届かないなら、本日は、2万0968円付近で上値を抑えられて、下降を開始するはずです。
現在が2万1430円を目指す動きの途中なら、本日は、寄りつき後、すぐに上昇を開始して、上げ幅の大きな動きになると考えられます。
本日は、寄りつき後の動き方次第で、短期的な下げ難さが見えてきます。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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