くらが急反発後に上昇幅縮小、第2四半期は大幅減益も強弱感対立

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2019年6月10日 10時05分

くら寿司<2695>が一時は前日比8.2%高と大幅反発したが、買い一巡後は利益確定売りに押されている。7日引け後に発表された19年10月期第2四半期(11~4月期)決算では売上高663億9200万円(前年同期比1.8%増)と増収となったものの、営業利益は23億5900万円(同37.5%減)、最終利益は17億1300万円(同36.2%減)と低調だった。ただ、同時に公表された月次報告書では、5月既存店売上高が前年同月比0.4%増と今年度に入ってから初めてプラスに転じている。株価は外部環境の逆風を織り込む形で18年半ばから下値模索の展開を続けているだけに、目先悪材料出尽く感からの買い戻しが入った様子だ。ただ、買い一巡後は利益確定売りに押されるなど強弱感は対立している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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