東京株式(大引け)=97円安、香港株安を嫌気して続落も後場は下げ幅縮小

市況
2019年6月13日 15時26分

13日の日経平均株価は、前日比97円72銭安の2万1032円00銭と続落した。東証1部の売買高概算は11億7485万株、売買代金概算は1兆9028億1500万円。値上がり銘柄数は394、対して値下がり銘柄数は1673、変わらずは74銘柄だった。東証1部の売買代金2兆円割れは6営業日連続となった。

きょうの東京株式市場は、香港株式市場でハンセン指数が下落していることを嫌気して、午前10時過ぎから日経平均が下げ幅を広げる展開となった。拘束した容疑者を中国本土に引き渡せるようにする「逃亡犯条例」改正を巡る混乱が投資家心理を後退させているようだ。ただ、後場に入ると、ハンセン指数が下落幅を縮小し、上海総合指数も前日比でプラス圏に浮上する場面があったことから、日経平均も下げ幅を縮小した。

12日の米株式市場で主力ハイテク株が下落したことを受けて、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>、信越化学工業<4063>など半導体関連や、太陽誘電<6976>、日本ケミコン<6997>などの電子部品株が一段安となった。WTI価格の急落を警戒して国際石油開発帝石<1605>や石油資源開発<1662>など石油関連株も安い。このほかに、日揮<1963>、安川電機<6506>、ミスミグループ本社<9962>、ジャパンディスプレイ<6740>も売られた。

半面、SMBC日興証券が12日付で、投資判断を「2」から「1」に、目標株価を2900円から3000円に、それぞれ引き上げたパーク24<4666>は9日続伸。このほかに、資生堂<4911>、新日本科学<2395>、ダントーホールディングス<5337>、ジャパンベストレスキューシステム<2453>、ネオス<3627>が買われた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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