マザーズ先物見通し:米中懸念後退し買い先行か、Sansanにも関心

市況
2019年6月19日 8時20分

本日のマザーズ先物は、米中摩擦への過度な警戒感が後退し、買い優勢で始まりそうだ。前日の米国市場では、トランプ米大統領が来週末から始まる20カ国・地域(G20)首脳会議の際、米中首脳会談を開催することを表明した。通商協議の進展に対する期待からNYダウが一時400ドル超上昇するなど米国株は大幅に続伸。東京市場でも個人投資家のマインドが好転し、マザーズ先物にも中小型株の値上がりを見越した買いが入るだろう。また、本日はクラウド名刺管理サービスで知られるSansan<4443>がマザーズ市場に新規上場する。上場時時価総額は1000億円を超え、マザーズ指数への直接的な影響こそまだないものの、同社が好調な出足となれば他のマザーズ銘柄にも好影響を与えそうだ。ただ、日本時間あす未明に判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見定めたいとの思惑もあり、株式相場全般として買い一巡後は上値の重い展開になることも想定される。上値のメドは895.0pt、下値のメドは875.0ptとする。

《FA》

提供:フィスコ

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