外為サマリー:1ドル107円30銭台で推移、ユーロは対ドルや対円で堅調地合い

通貨
2019年6月24日 10時19分

24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=107円35銭前後と前週末午後5時時点に比べ10銭程度のドル安・円高となっている。

前週末21日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=107円30銭前後と前日に比べほぼ横ばいだった。朝方はNYダウが一時過去最高値を更新したことや、米長期金利の低下が一服したことを手掛かりにドル買い・円売りが先行した。ただ、米商務省が安全保障上の懸念がある外国企業のリストに中国政府系スーパーコンピューター大手などを追加することが伝わると、米中対立懸念が再燃するかたちでドルは伸び悩んだ。

これを受けた東京市場は、特段の手掛かり材料が乏しいなか、107円30銭台を中心にもみ合う展開。今週は28~29日に大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議の際に、米中首脳会談が行われる見通しであることから積極的には動きにくい面もあるようだ。きょう午前9時10分過ぎに関東南部で震度4の地震が発生したことをきっかけに一時107円27銭に軟化する場面もあったが、ドル円相場に大きな影響はみられていない。なお、ユーロは対ドルや対円で堅調に推移しており、21日に発表されたドイツとフランスの6月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が市場予想を上回ったことが好感されているようだ。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1382ドル前後と同0.0070ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=122円18銭前後と同60銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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