新興市場銘柄ダイジェスト:ユーザーローカルは一時ストップ高、放電精密が急落

材料
2019年7月3日 15時36分

<3416> ピクスタ 1608 +26

4日続伸。写真・イラスト等のデジタル素材のマーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」の登録クリエイター会員数が30万人を突破したと発表している。「特技を活かして一生続けられる仕事」として、写真やイラストを得意とする人たちからの支持が集まっていることが考えられるという。また、海外クリエイターからの投稿も増加傾向にあり、投稿コンテンツは半数以上が日本を含む「アジア素材」になっているとしている。

<3984> ユーザーローカル 4705 +530

一時ストップ高。愛知県豊明市と共同で人工知能(AI)を活用した自動応答システムであるサポートチャットボットによる住民向けの自動応答サービスの実証実験を開始すると発表している。出産・育児やくらし・手続きに関する問い合わせのほか、市のアピールポイントも発信する。2日には総合電子書籍ストアを運営するブックウォーカーへの提供開始から2カ月で顧客窓口への問い合わせ件数が20%減少したと公表している。

<6469> 放電精密 905 -113

急落。20年2月期の営業利益予想を前期比80.7%減の1.65億円と発表。完全子会社の吸収合併に伴い、非連結決算に移行する。放電加工・表面処理セグメントで原価高や先行費用発生を背景に2.54億円、金型セグメントで減収や生産アイテムの変化で2.28億円のそれぞれ減益を見込む。機械装置等セグメントでも0.23億円の減益見通し。このほかセグメントに属さない全社費用で1.84億円の費用増加となる。

<7049> 識学 1895 +71

大幅に反発。識学導入企業の一部を「識学アンバサダー」に認定し、新規導入を検討する企業向けに不明点解消を行える窓口を設立したと発表している。識学アンバサダーは、導入検討企業の識学に対する疑問や組織変革に対する不安を解消する制度。導入検討企業が希望した場合、導入済み企業の観点からアドバイスや回答をメールまたは対面で行う。制度導入が識学の普及に資するとの見方から、買いが入ったようだ。

<3035> KTK 375 +24

大幅に反発。19年8月期第3四半期累計の営業利益を前年同期比8.4%増の2.78億円と発表している。製造コストと調達コストの削減を実現し、業務効率を向上させたことから利益が拡大した。通期予想は前期比2.6%減の2.43億円で据え置いた。第3四半期累計時点で既に上回っていることから、上方修正への期待が広がっている。前日に大きく値を下げたことも買い戻しを促す契機となったようだ。

《FA》

提供:フィスコ

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