「フッ素化合物」が9位にランク、対韓規制きょう発動で今後の行方に関心<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「フッ素化合物」が9位となっている。
政府はきょう4日から、韓国への輸出規制を厳格化する。具体的には、半導体やディスプレーの材料となるレジスト(感光材)、フッ化ポリイミド、フッ化水素の輸出及びこれらに関連する製造技術の移転(製造設備の輸出に伴うものも含む)について、輸出手続きが一度で済む包括許可制度の対象から外し、個別に審査や許可が必要となる。
これを受けて株式市場は、材料を供給するメーカーへの影響に神経質になっており、3日の東京市場ではレジストを製造する信越化学工業<4063>やJSR<4185>、東京応化工業<4186>が下落したほか、フッ化水素を手掛けるステラ ケミファ<4109>や昭和電工<4004>も軟調に推移。この日も総じて冴えない動きとなっている。
経産省は今回の措置について、韓国との信頼関係のもとに輸出管理に取り組むことが困難になっていることや、輸出管理を巡り不適切な事案が発生したことを理由に挙げている。これに対して韓国政府は反発姿勢を強め、事態の長期化が懸念される状況となっている。なお、ステラ ケミファは1日に「業績への影響は現時点では未定」とのコメントを発表している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)