東京株式(前引け)=様子見ムードのなか小幅安、ファーストリテやアンリツが軟調

市況
2019年7月5日 11時51分

5日前引けの日経平均株価は前日比10円73銭安の2万1691円72銭と小幅安。前場の東証1部の売買高概算は4億6100万株、売買代金概算は7384億4900万円。値上がり銘柄数は827、対して値下がり銘柄数は1177、変わらずは138銘柄だった。

きょう前場の東京市場は様子見ムードのなか方向感の定まらない展開。前日の米国株式市場は独立記念日で休場だった。また、今晩は米6月雇用統計の発表が控えており、その結果を確かめたいとの見方が出ている。日経平均株価は午前10時過ぎに一時30円強上昇したが、その後マイナス圏に転じた。業種別では33業種中14業種が上昇している。アジア市場では中国・上海総合指数が小幅安。為替相場も1ドル=107円80銭台での小動きとなっている。

個別では、4日に決算を発表したセブン&アイ・ホールディングス<3382>が値を上げたほか、ソニー<6758>、任天堂<7974>が高い。武田薬品工業<4502>やアステラス製薬<4503>がしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>やみずほフィナンシャルグループ<8411>も値を上げている。マニー<7730>が急伸。半面、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>、資生堂<4911>、リクルートホールディングス<6098>、アンリツ<6754>が値を下げている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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