宝印刷が5日続伸、20年5月期の連続最高益予想を好感 4円増配も評価
宝印刷<7921>が5日続伸している。同社は有価証券報告書などの作成を主力とするディスクロージャー事業大手。4日大引け後に発表された20年5月期の業績は、売上高が前期比4.6%増の191億円、営業利益が同6.7%増の19億円の増収増益となり、2期連続で最高益を更新する見込み。コーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)の導入などに伴い、上場企業のIR意識が高まるなか情報開示の充実に則した各種サービスやディスクロージャー書類の翻訳や決算・開示にかかわる支援などのコンサルティングの受注増加が続く見通しだ。
また、今期の年間配当は前期比4円増の54円に増配することを発表し、株主還元を強化することも好感されている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)