バルクHDがカイ気配スタート、東芝ITサービスに制御システム向け初期障害検出サービスを供給
バルクホールディングス<2467>がカイ気配スタートとなっている。8日の取引終了後、子会社Strategic Cyber Holdings(東京都港区、以下SCH)が、東芝ITサービス(川崎市川崎区)へ「SIGA Platform」による人工知能(AI)を用いた制御システム向け初期障害検出サービスを供給すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。
「SIGA Platform」は、イスラエルのSIGA OT Solutionsによる、既存の産業制御システムを停止させることなく、PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)で処理される前の電気信号をAI・マシンラーニングにより検知・解析し、ICS(インシデント・コマンド・システム)における脅威を即座に特定することを可能とするソリューション。制御機器・システムの正確でリアルタイムな状態把握を可能とする同サービスは、イスラエル電力公社をはじめとする政府機関や企業での実績が評価され、世界各国で導入されており、SCHでは国内における「SIGA Platform」の導入拡大を目指すとしている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)