ギークスが4連騰で底値離脱の動き、フリーランスIT人材のマッチング事業に脚光
ギークス<7060>が4連騰で底値離脱の動きをみせている。企業のIT投資需要は業務効率化で人手不足を補う目的が背景にあるが、この需要をビジネスとして捉える側もIT系人材の不足に頭を悩ませている。今後、中期的にはビッグデータや人工知能(AI)に精通した先端IT人材の不足がより顕著になるとみられており、これをテーマに新たな切り口でシステム開発周辺銘柄に着目する動きがでてきた。そのなか、同社は今年3月に東証マザーズに上場したニューフェイスで、フリーランスのIT人材を企業とマッチングさせる仲介ビジネスを手掛ける。IT人材は社員として囲い込む従来の形ではなく、フリーランス市場が拡大する傾向にあることから、同社の活躍余地が高まっている。このほかゲームの受託開発事業も収益に貢献しており、19年3月期は営業利益段階で前の期比46%増の5億5200万円と大幅な伸びを達成、20年3月期も前期比18%増の6億5000万円と成長トレンドが続く。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)