システム情報は3日続落、19年9月期業績及び配当予想を上方修正も材料出尽くし感
システム情報<3677>は3日続落。9日の取引終了後、19年9月期の連結業績予想について、売上高を118億円から122億円(前期比20.6%増)へ、営業利益を12億5000万円から13億4000万円(同35.5%増)へ、純利益を8億6000万円から9億2000万円(同30.9%増)へ上方修正したが、材料出尽くし感から利益確定売りが優勢となっている。
生損保やメガバンク、小売関連の大手企業によるシステム構築・更改案件の増加や、人工知能(AI)関連で複数の新規案件を獲得したことに加えて、連結対象子会社の業容が拡大していることが要因という。また、独自のシステム開発標準に基づくプロジェクト管理の徹底により採算を確保したことも寄与した。
なお、業績予想の修正に伴い、従来13円を予定していた期末一括配当を1円増額して14円にするとあわせて発表した。前期実績に対して実質増配となる予定だ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)