外為サマリー:1ドル108円90銭台に上昇、米長期金利の上昇が支援材料

通貨
2019年7月10日 10時19分

10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=108円96銭前後と前日午後5時時点に比べ10銭強のドル高・円安となっている。

9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、一時1ドル=108円93銭まで上昇。米長期金利が上昇するなか、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが流入した。ただ、10日と11日に行われるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控えて積極的には上値を追いにくく、結局108円85銭前後と前日に比べ10銭強のドル高・円安で取引を終えた。

東京市場に移ってからも堅調な相場展開で、午前9時20分過ぎには108円98銭をつける場面があった。前週末に発表された6月の米雇用統計をきっかけに米国の大幅な利下げ観測が後退していることを背景に、この日の時間外取引で米長期金利が一段と上昇していることがドルの買い手掛かりとなっているもよう。また、きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)であることから、国内輸入企業のドル買い思惑が相場を押し上げている面もあるようだ。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1203ドル前後と同0.0005ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=122円03銭前後と同7銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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