外為サマリー:1ドル108円10銭台に軟化、FRB議長証言を受けたドル売り継続

通貨
2019年7月11日 10時28分

11日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=108円13銭前後と前日午後5時時点に比べ80銭強のドル安・円高となっている。

10日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、一時1ドル=108円35銭まで軟化。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を受け、今月末30~31日にかけて開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げが確実になったとの見方が広がった。その後はやや下げ渋ったものの、結局108円46銭前後と前日に比べ40銭弱のドル安・円高で取引を終えた。

東京市場に移ってからもドル売り・円買いの流れが継続。時間外取引で米10年債の利回りが2.04%台に低下するなか、午前9時20分過ぎには108円10銭台に下落した。また、米CNNテレビが10日に「イラン革命防衛隊が英国のタンカーを拿捕(だほ)しようとして失敗した」と報じたほか、トランプ米大統領がツイッターで「イランへの制裁はまもなく強化される」と投稿したことで、地政学リスクが意識されやすくなっていることもドルの重荷となっているようだ。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1259ドル前後と同0.0040ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=121円75銭前後と同40銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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