PKSHAが公募嫌気の売り一巡で切り返す、AIアルゴリズムで成長局面に
PKSHA Technology<3993>が急反発。ここ急速な調整を入れていたが、目先売り圧力が一巡するなか、押し目に買い向かう動きが観測され切り返しに転じている。同社は人工知能(AI)アルゴリズムを活用したソフトのライセンス販売を手掛け、人材面で優秀なAIエンジニアを囲い込んでいることが強みとなっている。12日に354万株の公募と上限53万1000株のオーバーアロットメントによる売り出しを発表、これによる1株利益の希薄化や株式需給関係の悪化を嫌気する売りに晒された。ただ、約200億円の調達資金の一部をアルゴリズムの研究開発などに充てる方針で成長投資との捉え方もできる。業績は急成長が続いている。主力の画像認識ソフトや顧客対応自動化ソフトなどが高水準の需要を捉えており、19年9月期は営業利益段階で前期比51%増の9億円を見込んでいる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2019年07月17日 10時08分