三桜工が急反発、新型熱電発電素子の連続発電試験に成功

材料
2019年7月18日 11時16分

三桜工業<6584>が急反発。午前11時ごろ、熱源に置くだけで発電する新型熱電発電素子を東京工業大学と共同開発し、50℃の環境下で4カ月の連続発電に成功したと発表しており、これを好感した買いが入っている。

従来の熱電発電素子は、素子の両端に温度差を与えるために、素子の一方を積極的に放熱する必要があり、素子を組み込んだ発電システムが複雑になるという問題があったが、今回の開発によりこの問題を解決することができたという。同社では今後、新型熱電発電素子は、IoT・ウェアラブルデバイス用の電源や自動車・工場の廃熱発電、地熱発電などに対して、幅広く活用されることが期待できるとしており、今後、早期の実用化を目指すとしている。

なお、開発成果の一部は19年6月20日に英国王立化学会が発効する学術誌「Journal of Materials Chemistry A」の電子版に掲載されたという。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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