SOU---3Qも2桁増収、2Qで落ち込みを見せた売上総利益率は回復傾向

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2019年7月18日 13時44分

SOU<9270>は12日、2019年8月期第3四半期(18年9月-19年5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比19.3%増の275.38億円、営業利益が同5.4%増の15.37億円、経常利益が同10.1%増の15.37億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同6.0%増の10.15億円となった。

買取事業ブランド全体としての集客・運営効率化のための退店及び移転を行った結果、「なんぼや」は10店舗の新規出店、「古美術八光堂」は初の百貨店出店となる1店舗を新規出店した。結果、買取店舗数はグループ全体で72店舗となった。この他、百貨店催事場での買取会を実施し、仕入れ増大の機会を創出するとともに、百貨店への出店加速の足掛かりとすべく活動した。

販売においては、2018年9月より業者向けオークション「STAR BUYERS AUCTION(スターバイヤーズオークション)」のオンライン入札オークションを国内で開始するとともに、香港ではダイヤモンドオークションを3回、時計オークションを2回開催した。小売では、リアル店舗・ECの統合的な運営の効率化を進めるとともに、訪日旅行者の取り込みや国内顧客への認知度向上を図った。

なお、第2四半期で落ち込みを見せた売上総利益率については社内体制の整備等によりリユース市場、外部環境に柔軟に対応した結果、回復傾向を見せている。

所持品の実物資産としての管理・運用を提案する資産管理アプリ「miney(マイニー)」については、他社サービスとの連携等により潜在顧客との接点を拡大するとともに、効率的な顧客の囲い込み、リピータ-化につなげている。

2019年8月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.1%増の356.50億円、営業利益が同17.2%増の22.00億円、経常利益が同17.9%増の21.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.7%増の14.50億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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