平和不動産リート投資法人---19年5月期増収増益、分配金は2,425円と増配

材料
2019年7月18日 14時11分

平和不動産リート投資法人<8966>は17日、2019年5月期(18年12月-19年5月)決算を発表した。営業収益が前期比2.7%増の63.82億円、営業利益が同3.2%増の30.36億円、経常利益が同3.7%増の25.78億円、当期純利益が同3.7%増の25.78億円となった。投資口1口当たりの分配金(利益超過分配金を含まない)は同3.2%増の2,425円となった。

外部成長としては、ポートフォリオの収益性の改善及び質の向上を目的とし、18年12月14日付でオフィス1物件及びレジデンス3物件を取得し、同日付でオフィス1物件を売却した。この結果、当期末時点での運用資産は、オフィス31物件(取得価格の合計:747.71億円)、レジデンス73物件(取得価格の合計:983.85億円)の合計104物件(取得価格の合計:1,731.56億円)となっている。

内部成長としては、従来から稼働率の維持向上に注力することにより、収益の向上に努めてきたが、当期においても、空室期間の短縮化に努めたテナントリーシング活動及びテナントニーズや物件毎の特性を踏まえた計画的なバリューアップ投資に取り組んだ。この結果、全運用資産合計の稼働率は当期末時点で97.9%となり、前期末時点の98.1%から期中を通じて高水準で安定的に推移させ、期中月末平均稼働率は98.0%と高水準となった。オフィスはほぼ満室稼働で運営し、レジデンスの期中平均稼働率は過去最高水準となった。

2019年11月期の運用状況の予想については、営業収益が前期比4.5%減の60.97億円、営業利益が同10.0%減の27.33億円、経常利益が同12.0%減の22.70億円、当期純利益が同12.0%減の22.69億円としている。なお、1口当たり分配金(利益超過分配金を含まない)は同1.0%増の2,450円となっている。

《SF》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.