伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (7月19日記)
日経平均株価は、7月2日の高値2万1784円が当面の天井となって、下降の流れへ入っている公算です。
目先は、勢いの強い下げの流れを継続して、一気に6月4日の安値2万0289円を目指す動きになるか、昨日動いた範囲内でのもみ合いを経過した後、下降を開始するかのどちらかが考えられます。
前者なら、本日は、価格が上昇しても、2万1225円前後(7月10日~12日の反発幅と同程度の値幅の上げを経過した地点)で上値を抑えられて、すぐに下降を開始する公算です。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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