東エレクは買い優勢、来年の半導体装置需要回復を見込み戻りトレンド入り
東京エレクトロン<8035>は売り買い交錯のなかもやや買い優勢、前週末の大幅高に続きプラス圏で売り物を吸収している。海外の大手半導体関連メーカーの決算発表などを受け、半導体市況は今年後半に明るい見通しも出てきた。同社は前週18日に日経平均が急落したときも75円安と小幅な下げにとどまり、翌19日は全体相場の戻りに乗って575円高と大きく反発。きょうも目先筋の利食いを新規の買いでこなしており、大勢トレンドが上向きに変わった可能性を示唆している。市場ではやや回復が遅れていた半導体の在庫調整が進み、20年は半導体製造装置の需要回復が加速する可能性が指摘されている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)