外為サマリー:1ドル107円90銭台に上昇、米大幅利下げ観測後退が買い手掛かり

通貨
2019年7月22日 10時34分

22日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=107円92銭前後と前週末の午後5時時点に比べ20銭強のドル高・円安となっている。

19日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、一時1ドル=107円97銭まで上昇。18日のウィリアムズNY連銀総裁のハト派発言について同連銀が「次回FOMC(米連邦公開市場委員会)に関するものではない」とコメントしたことや、米紙による0.5%利下げに否定的な報道を受けて大幅な米利下げ観測が後退した。ただ、NYダウの反落が重荷となり、結局107円71銭と前日に比べ40銭強のドル高・円安で取引を終えた。

この流れを受けた東京市場は、21日に投開票された参院選で与党が改選議席の過半数を維持したこともあり強含みでスタート。朝方は107円80銭前後で推移していたが、反落して始まった日経平均株価が下げ渋るにつれリスク選好的なドル買い・円売りが流入。午前9時50分以降は107円90銭台での動きとなっている。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1211ドル前後と同0.0050ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=120円98銭前後と同20銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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