LINEが続伸、大手証券会社が投資評価を引き上げ

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2019年7月22日 12時38分

LINE<3938>が続伸。SMBC日興証券は19日、同社の投資評価を「3」から「2」へ引き上げており、これが株価を刺激した。なお、目標株価の3200円は据え置いた。同社四半期ベースでの業績底打ちが近づいてきている見通しにあることから、株価調整が進んだことで割高感が後退、投資評価を見直した。

戦略事業においてはペイメントやFintech(フィンテック)など種まきの段階にあり収益貢献としての成果をまだ期待できないとする。一方、主力の広告事業においては「新LAP」の稼働、「LINE」のトークリストの上部に新たに設けた情報エリア「LINE Smart Channel」による広告枠在庫増加の寄与が顕在化してくれば、業績成長に対する株式市場の期待値も高まる可能性を指摘している。

同証券では19年12月期営業損益見通しについて、コンセンサスの221億9400万円の赤字に対して264億円の赤字(前期は161億1000万円の黒字)、20年12月期営業損益は黒転し、コンセンサスの39億3700万円に対して268億円になると予想している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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