3Dマトリックスは急反発、吸収性局所止血材の国内治験終了へ
スリー・ディー・マトリックス<7777>は急反発している。22日の取引終了後、自己組織化ペプチド技術を用いた吸収性局所止血材(「TDM-621」)に関して、治験実施施設における被験者の募集を終了したと発表しており、順調な進捗状況が好材料視されている。
同治験は、消化器内視鏡領域におけるTDM-621の有効性と安全性を確認するランダム化比較試験として大学病院を含む複数の医療機関で実施していたが、有効性と安全性を評価するために必要と考える症例数に到達したため、7月24日に内視鏡治療予定の症例で治験を終了するという。今後は、症例の観察期間の終了後にデータ解析を行い、19年10月末までに医薬品医療機器総合機構(PMDA)に製造販売承認申請を実施する予定としている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)