<動意株・23日>(前引け)=栄電子、ハウスドゥ、コーエーテクモ

材料
2019年7月23日 11時34分

栄電子<7567>=一時ストップ高。独立系の電子デバイス商社で半導体製造装置向けを中心としたスイッチング電源やコネクターに強みを持つ。ここ米国株市場主導で半導体関連株に見直し機運が台頭し、前日は製造装置世界トップのアプライドマテリアルズが大幅高に買われる人気となった。東京市場でも東京エレクトロン<8035>を筆頭に製造装置メーカーが買われており、この流れが同社株にも波及する格好となった。

ハウスドゥ<3457>=大幅反発。22日の取引終了後、埼玉県草加市を中心に不動産売買仲介及び賃貸仲介、建設業などを展開する小山建設グループの全株式を取得し、子会社化すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。小山建設グループは、約6000戸の管理戸数や優良な顧客層などを有していることから、事業拡大に貢献すると判断したという。取得価額は27億5000万円で、8月9日に取得の予定。なお、集計中の19年6月期業績への影響はないとしている。

コーエーテクモホールディングス<3635>=3日続伸。同社は22日取引終了後に、20年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は9億5600万円(前年同期比58.3%減)となり、上半期計画40億円に対する進捗率は23.9%にとどまった。ただ、上半期予想及び通期予想は従来計画で据え置いており、これが安心感につながっているようだ。売上高は72億2800万円(同10.9%減)で着地した。主力タイトルの発売を第2四半期以降に予定するなか、前年同期が大幅な増収増益だった反動が出たかたち。また、販売費及び一般管理費が増加したことが利益面に影響した。

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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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