伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (7月25日記)
日経平均株価は、4月の高値2万2362円に届かずに上値を抑えられる可能性があります。
その場合、7月2日の高値2万1784円へ接近する現在の動きは、戻り高値をつける場面が、一定のレンジで推移した昨年5月から8月末までの動きと似た展開になると考えられます。
寄り付き値で上放れて、一気にレンジ上限付近に位置した後、上値を抑えられる展開です。
本日は、昨晩の225先物が堅調に推移したため、寄り付き値で上放れて、2万1784円前後に位置する可能性があります。
2万1784円前後が強い抵抗になっているなら、昨年と同様、寄り付き後、すぐに上値を抑えられる動きになると考えられます。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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