本日注目すべき【好決算】銘柄 タムロン、サイバー、日新電 (24日大引け後 発表分)

注目
2019年7月25日 7時01分

24日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

タムロン <7740>   ★上期経常を一転20%増益に上方修正

◆19年12月期上期(1-6月)の連結経常利益を従来予想の16億円→25億円に56.3%上方修正。従来の23.4%減益予想から一転して19.6%増益見通しとなった。レンズ交換式カメラ市場の縮小の影響があったものの、監視カメラやFA用のレンズが伸び、増収を確保したことが寄与。原価低減の進展に加え、自社ブランド交換レンズ新製品の販売好調なども上振れに貢献した。

栄研化学 <4549>   ★4-6月期(1Q)経常は14%増益で着地

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比14.2%増の15.1億円に伸びて着地。便潜血検査用試薬や尿検査用試薬・装置の海外向け販売が増加したことが寄与。販管費を抑制したことも増益に貢献した。

上期計画の20.7億円に対する進捗率は73.1%に達しており、業績上振れが期待される。

サイバー <4751>   ★今期経常を50%上方修正

◆19年9月期の連結経常利益を従来予想の190億円→285億円に50.0%上方修正。減益率が33.5%減→0.2%減に縮小する見通しとなった。全社的なコスト構造の見直しを実施したことで採算が上向くことが上振れの主因。なお、終了予定サービスの減損損失や本社移転費用の計上を踏まえ、最終利益は従来予想の20億円を据え置いた。

日新電機 <6641>   ★4-6月期(1Q)経常は15倍増益で着地

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比15倍の11.1億円に急拡大して着地。高精細フラットパネルディスプレー製造用イオン注入装置が好調だったほか、国内企業や中国・台湾の電力会社向けに電力機器の販売が伸びたことが寄与。製品採算の改善や原価低減を進めたことも大幅増益に貢献した。

太平洋工 <7250>   ★4-6月期(1Q)経常は20%増益で着地

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比20.4%増の29.6億円に伸びて着地。自動車メーカーの生産台数増加や新製品の販売拡大を背景にプレス・樹脂事業の収益が伸びたことが寄与。昨年8月に買収したバルブメーカーの業績上積みに加え、原価低減なども業績拡大に貢献した。

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