栗田工は小動き、「きぼう」日本実験棟向け「水再生技術実証システム」をJAXAに納入

材料
2019年7月25日 14時07分

栗田工業<6370>は小動き。24日の取引終了後、宇宙航空研究開発機構(JAXA)に、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」の日本実験棟で使用する「水再生技術実証システム」のフライト品を納入すると発表している。

「水再生技術実証システム」は、イオン交換、電気分解、電気透析の各ユニットからなる水処理装置と制御装置で構成されており、再生率85%以上と高いレベルで水を再生できるほか、イオン交換樹脂をシステム内で再生する処理方式のため消耗品の交換が不要な点が特徴。現在、ISSで使用されている水再生システムと比較し、装置の重量・サイズは4分の1、消費電力は約2分の1を実現するという。打ち上げは19年内の予定で、「きぼう」日本実験棟で実証試験が開始される予定としている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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