利食い一巡後の底堅さを見極めたい/オープニングコメント

市況
2019年7月26日 8時12分

26日の日本株市場は、利食い優勢の中でこう着感の強い相場展開になりそうだ。25日の米国市場は、NYダウが128ドル安だった。主要企業の予想下回る決算発表が相次ぐ中、利益確定の流れが優勢となっている。欧州中央銀行(ECB)理事会で利下げ見通しが示されたものの、相場への影響は限定的だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円安の21620円。円相場は1ドル108円60銭台で推移している。

前日までは半導体株の上昇がセンチメントを明るくさせていたが、ナスダックやSOX指数は利食い優勢の中で反落となっていることもあり、日本市場についても利食い優勢になりそうである。また、オムロン<6645>など前日の大引け後に決算を発表した企業の決算内容も振るわない状況であり、来週以降、本格化する決算を前に、改めて慎重姿勢に向かわせそうである。

昨日は米半導体関連株の上昇のほか、前日に決算を発表したアドバンテスト<6857>や信越化<4063>などが強い値動きをみせたことによって、他のハイテク株等への買い戻しに向かわせる格好となっている。ただし、売買代金は2兆円を超えられず、指値状況の薄い中をショートカバーによって強含みとなった格好である。このカバーが一巡しているとなると、短期的なインデックス売買に振らされやすい面もあるだろう。

さらに、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)を控えており、金融政策の行方を見極めたいとのムードもある。なお、本日決算発表が控えている東エレク<8035>は、昨日は3%を超える上昇で年初来高値を更新している。決算を前によりショートカバーが強まるようだと、インパクトを与えることになりそうであり、注目しておきたい。

日経平均は薄商いの中ではあるが、直近のもち合いレンジを上放れつつあり、5月の大型連休後に空けたマド上限に接近しており、マド埋めが近づいている。達成感が意識されやすい一方で、マド埋め後に直近のもち合いレンジの上限レベルでの底堅さが見られるようだと、ショートカバーを誘い込みやすいところであり、利食い一巡後の底堅さも見極めたいところだろう。

《AK》

提供:フィスコ

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