本日注目すべき【好決算】銘柄 ゴールドクレ、野村総研、ネットワン (25日大引け後 発表分)

注目
2019年7月26日 7時01分

25日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

ゴールドクレ <8871>   ★4-6月期(1Q)経常は4.9倍増益で着地

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比4.9倍の81.9億円に急拡大して着地。新築マンションの引き渡し戸数が前年同期に急減した反動で増加し、2.9倍の大幅増収を達成したことが寄与。

第1四半期実績だけで、通期計画の91億円に対する進捗率は90.1%に達しており、業績上振れが期待される。

システナ <2317>   ★4-6月期(1Q)経常は28%増益で着地

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比28.0%増の18.1億円に伸びて着地。5G通信インフラ整備案件や業務システムの受注が好調だったほか、車載システムやECサイト・キャッシュレス決済の開発なども伸びたソリューションデザイン事業が収益を牽引した。Windows7搭載パソコンの更新需要に加え、多くのサーバーソリューションを獲得したことも大幅増益に貢献した。

エイトレッド <3969>   ★4-6月期(1Q)経常は79%増益で着地

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比79.3%増の1億円に拡大して着地。中・大企業向けワークフローソフトの販売が好調だったほか、クラウド版の導入も伸び、25.9%の大幅増収を達成したことが寄与。

大倉工 <4221>   ★上期経常を42%上方修正

◆19年12月期上期(1-6月)の連結経常利益を従来予想の15.5億円→22億円に41.9%上方修正。減益率が33.1%減→5.1%減に縮小する見通しとなった。合成樹脂事業で原材料価格などのコストが想定を下回ったことが上振れの主因。

野村総研 <4307>   ★4-6月期(1Q)経常は33%増益で着地

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比33.4%増の211億円に拡大して着地。企業のIT投資意欲が高まるなか、保険業や銀行業向けを中心にシステム開発・製品販売の受注が伸びたことが寄与。良好な受注環境などを背景に収益性が向上したことも大幅増益に貢献した。

ネットワン <7518>   ★4-6月期(1Q)経常は45%増益で着地

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比44.6%増の22.1億円に拡大して着地。セキュリティ対策やクラウド基盤のシステム構築が公共向け、企業向けともに伸びたことが寄与。利益率の高いサービス比率が上昇したことも大幅増益に貢献した。

エリアリンク <8914> [東証M]  ★今期経常を一転6%増益に上方修正

◆19年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の25億円→27億円に8.0%上方修正。従来の1.4%減益予想から一転して6.5%増益見通しとなった。不動産運用サービス事業におけるストレージの出店や土地付きストレージの販売、不動産再生・流動化サービス事業における底地の販売がそれぞれ前倒しで進捗していることが上振れの要因。

NCS&A <9709> [東証2]  ★4-6月期(1Q)経常は黒字浮上、自社株買いも発表

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は2億0200万円の黒字(前年同期は4200万円の赤字)に浮上して着地。ホテル向け予約システムや自社開発の可視化ツール、製造業向け生産管理システムなどの受注が伸びたことが寄与。開発業務の効率化による採算改善も黒字浮上に貢献した。

併せて、発行済み株式数の0.81%にあたる15万株(金額で7395万円)を上限に自社株買いを実施すると発表。株主還元の拡充を好感する買いも期待される。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.