新光電工が続急落、20年3月期営業利益17.5%減へ下方修正
新光電気工業<6967>が続急落。株価は一時9.2%安の910円に売られた。同社は半導体パッケージ・リードフレームの大手。25日取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を1492億円から1465億円(前期比3.0%増)へ、営業利益を77億円から40億円(同17.5%減)へ、純利益を53億円から24億円(同5.0%減)へ下方修正しており、これを嫌気する売りが集中した。
第1四半期業績が半導体市況の悪化などを背景に想定を下回ったことに加えて、市況回復の遅れなどを背景に半導体需要の停滞や投資抑制の長期化が想定され、半導体製造装置向けセラミック静電チャックやメモリー向けプラスチックBGA基板などの受注が低水準で推移することが見込まれるためとしている。
なお、第1四半期(4~6月)決算は、売上高340億1500万円(前年同期比10.1%減)、営業損益3億6800万円(前年同期26億1300万円の黒字)、最終損益7億8700万円の赤字(同14億9900万円の黒字)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2019年07月26日 17時50分