オムロンは一時7%強の急落、20年3月期営業利益を大幅下方修正
オムロン<6645>は4日ぶりに反落。株価は一時7.8%安の5320円に売り込まれた。25日取引終了後、同社は20年3月期の連結業績予想について、売上高を8300億円から7090億円(前期比3.2%減)へ、営業利益を650億円から575億円(同14.5%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
車載事業を展開する子会社を日本電産<6594>に譲渡したことに伴い、同事業を非継続事業に分類したことが要因としている。なお、最終利益は425億円(同21.8%減)の従来予想を据え置いている。同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高1600億3700万円(前年同期比9.9%減)、営業利益100億3200万円(同41.2%減)、最終利益85億4000万円(同41.8%減)だった。車載事業子会社売却に伴い、車載事業を除いた継続事業ベースの金額及び前年同期比となるが、米中貿易摩擦の影響などにより自動車・半導体業界などで設備投資が減少したことを受けて、制御機器事業と電子部品事業が不振だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2019年07月26日 17時22分