千趣会は大幅高で年初来高値、投資利益などで19年12月期最終損益を上方修正
千趣会<8165>は大幅高で年初来高値を更新している。同社は25日取引終了後に、19年12月期通期の連結業績予想を修正。経常損益を従来の11億円の赤字から2億円の赤字(前期は42億7700万円の赤字)に、最終損益を従来の54億円の黒字から63億円の黒字(同60億2700万円の赤字)にそれぞれ上方修正した。
持ち分法適用会社のワタベウェディング<4696>の決算期変更に伴い、18年10月から19年12月までの15カ月間の利益を持ち分法による投資利益として計上することや、保守的に設定していた資金調達費用などの営業外費用の発生可能性が低下したことが主な要因だとしている。
なお、総合通販「ベルメゾン」の事業規模適正化により、売上高予想は従来の940億円から890億円(前期比21.5%減)に下方修正。営業損益予想は事業構造改革の効果を背景に、従来の7億円の赤字で据え置いた。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)