都築電気は大幅反落、電子デバイス不振で第1四半期は営業赤字幅拡大
都築電気<8157>は大幅反落している。26日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高220億5700万円(前年同期比1.8%減)、営業損益8億2200万円の赤字(前年同期6億8500万円の赤字)、最終損益5億7500万円の赤字(同6億5400万円の赤字)となり、営業赤字幅が拡大したことが嫌気されている。
ネットワークインテグレーションで前期に複数の大規模ネットワーク構築商談があった反動に加えて、中国経済の減速を受けて設備投資需要の減少と在庫調整の動きが一段と進んだことで、電子デバイス事業のFA機器向け半導体、電子部品が低調に推移したことなどが業績を悪化させた。
なお、20年3月期通期業績予想は、売上高1190億円(前期比0.1%増)、営業利益35億円(同5.5%増)、最終利益23億6000万円(同6.7%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)