さくらネットが買い気配、上期経常を一転49%増益に上方修正
さくらインターネット <3778> が買い気配でスタート。29日大引け後、20年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の1.5億円→3.1億円に2.1倍上方修正。従来の27.9%減益予想から一転して49.0%増益見通しとなったことが買い材料視された。
設備投資の見直しや原価低減策が奏功し、減価償却費・リース料や電力費、賃借料が想定を下回ることが寄与。採用の遅れや既存人員の活用で人件費が減少することなども上振れの要因となる。なお、同時に発表した第1四半期(4-6月)経常利益は前年同期比4.3倍の2.7億円だった。
株探ニュース