日電硝が4日続落、ガラスファイバ低調で19年12月期業績予想を下方修正
日本電気硝子<5214>が4日続落している。29日の取引終了後、19年12月期の連結業績予想について、売上高を3050億円から2700億円(前期比10.1%減)へ、営業利益を250億円から180億円(同27.6%減)へ、純利益を同180億円から80億円(同47.4%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
ガラスファイバの出荷が昨年後半から低調に推移し、本格的な市況の回復には時間を要する見通しであることに加えて、韓国ディスプレー事業子会社の停電による製造設備の損傷に伴う修繕費の発生が利益を圧迫。また、当初見込んでいた税効果が見込めなくなったことによる法人税費用の増加などの影響も最終利益を押し下げるという。
同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高1333億6600万円(前年同期比13.7%減)、営業利益92億9200万円(同33.8%減)、純利益54億9400万円(同32.0%減)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)