31日の株式相場見通し=反落、米中貿易協議への懸念で売り優勢

市況
2019年7月31日 8時02分

31日の東京株式市場は、主力株中心に売りに押される展開となり日経平均は軟調な展開が予想される。前日の米国株市場では、米中貿易協議が再開されたもののトランプ米大統領が中国を批判するコメントを出すなど、協議の先行きに不安を与えるスタートでNYダウは一時150ドルあまり下げる場面があった。東京市場でもこのリスク回避ムードが波及する可能性がある。きょうのFOMCでFRBは0.25%の利下げに踏み切る可能性が高い。結果発表後のパウエルFRB議長の記者会見と合わせてマーケットの注目度は高く、これを見極めるまでは売りも買いも積極的なポジションは取りにくそうだ。

30日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比23ドル33セント安の2万7198ドル02セントと反落。ナスダック総合株価指数は、同19.715ポイント安の8273.614と続落した。

日程面では、きょうは6月の建機出荷額、6月の住宅着工、7月の消費者態度指数が発表される。海外では7月の中国製造業PMI、7月の米ADP雇用統計が発表される。また、FOMCの結果とパウエルFRB議長の記者会見が焦点となる。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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