任天堂は反落、為替差損120億円計上で第1四半期は46%最終減益

材料
2019年7月31日 9時15分

任天堂<7974>は反落している。30日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高1721億1100万円(前年同期比2.4%増)、営業利益274億2800万円(同10.2%減)、最終利益166億400万円(同45.7%減)と大幅最終減益となったことが嫌気されている。

「ニンテンドースイッチ」はハードウェアの販売台数213万台(同13.2%増)、ソフトウェアの販売本数2262万本(同25.9%増)と好調を持続したが、「ニンテンドー3DS」はハードの販売台数が20万台(同44.9%減)、ソフトの販売本数が148万本(同49.7%減)と落ち込んだ。研究開発費など販管費が膨らんだことで営業利益が減益を余儀なくされたほか、為替差損120億円を計上したことも最終利益を押し下げた。

20年3月期通期業績予想は、売上高1兆2500億円(前期比4.1%増)、営業利益2600億円(同4.1%増)、最終利益1800億円(同7.2%減)を見込む。なお、想定為替レートは1ドル=105円(第1四半期109円90銭)、1ユーロ=120円(同123円49銭)としている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.