OLCが新値追い、35周年イベント関連費用など減少し第1四半期は7%営業増益
オリエンタルランド<4661>が連日の年初来高値更新となっている。30日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高1205億5200万円(前年同期比0.2%減)、営業利益319億3600万円(同7.1%増)、純利益229億2300万円(同8.4%増)と営業増益となったことが好感されている。
スペシャルイベントの好調や大型連休などによりテーマパーク事業の入園者数は前年同期及び計画を上回ったが、ゲスト1人当たり売上高が前年実績を下回ったことが響き減収となった。ただ食品・飲食原価率や東京ディズニーリゾート35周年イベント関連費用などの諸経費が減少したことで、営業利益は増益を確保した。
20年3月期通期業績予想は、売上高4792億4000万円(前期比8.8%減)、営業利益929億4000万円(同28.1%減)、純利益653億円(同27.7%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)