セプテーニHDが急反騰、通期最終赤字転落も悪材料出尽くし感が強まる
セプテーニ・ホールディングス<4293>が商いを伴い急反騰。株価は一時14.4%高で397円に買われた。同社はネット広告代理店事業を展開している。30日取引終了後、19年9月期当期損益を従来予想の13億円黒字から7億3400万円の赤字へ下方修正した。主因は第3四半期決算において、16年に取得した子会社のライオン デジタル グローバルについて、のれん及び事業用資産の減損損失として合計18億円1200万円を計上したことによる。営業赤字が続いていた同子会社の処理をしたことは悪材料が出尽くしたとポジティブに受け止められている。更に、未定だった19年9月期配当について、2円(前期も2円)とすることも買い材料となった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)