急落後のリバウンド狙う、ボリンジャー【－３σ】ブレイク銘柄低PBR 13社選出＜テクニカル特集＞ 7月31日版

特集

2019年7月31日 17時20分

31日の東京株式市場は、前日の米株安や米中摩擦問題への警戒感などで再び下値を探る展開となった。NYダウは一時150ドルあまり下落、このリスク回避の流れが波及。FOMCの結果やパウエルFRB議長の記者会見を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせた。売買代金は増勢が顕著で2兆6000億円台まで膨らみ、6月21日以来の高水準となった。ただし、これは日経平均採用銘柄の入れ替えに絡むバンダイナムコホールディングス<7832>などの影響が一部反映されている。日経平均株価は前日比187円安の2万1521円と反落。東証1部の値上がり銘柄数は547、値下がり銘柄数は1525、変わらずは78。

本特集では、テクニカル指標で“買われ過ぎ”“売られ過ぎ”の目安として使われるボリンジャーバンドに注目しました。ボリンジャーバンド「－３σ」を31日終値が下回り、PBRが東証1部平均の 1.16倍を下回った 13社をリストアップ。－３σとのカイリ率が大きい順に記しました。

－３σをブレイクアウトした銘柄は、買い戻しやリバウンド狙いの買いが入りやすいとされており、短期的な買い候補として注目してはいかがでしょう。

-３σとの

銘柄名　　　　カイリ率　ＰＢＲ　ＰＥＲ

<4902> コニカミノル　　-3.24　　0.84　　12.0

<4617> 中国塗　　　　　-2.77　　0.80　　49.3

<5201> ＡＧＣ　　　　　-2.65　　0.65　　11.6

<3591> ワコールＨＤ　　-1.46　　0.81　　19.0

<6724> エプソン　　　　-1.40　　1.09　　12.5

<6938> 双信電機　　　　-1.04　　0.74　　　－

<5214> 日電硝　　　　　-0.79　　0.46　　29.6

<9130> 共栄タ　　　　　-0.65　　0.45　　 7.1