伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (8月2日記)
日経平均株価は、大幅安となった昨晩のNYダウの流れを映して、本日の寄り付き値が大きく下放れて始まる公算です。
この一段安は、7月29日~8月1日までの上値、下値を切り下げるジグザグの動きを経過して、下げが勢いづいている可能性を示しています。
弱気の見方が正しければ、目先は目立った反発なく、小幅調整を繰り返しながら、一気に6月4日の安値2万0289円割れを目指す公算です。
8月末頃までに1月4日の安値1万9241円を割れる可能性があります。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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