本日注目すべき【好決算】銘柄 ユニシス、イビデン、カプコン (1日大引け後 発表分)

注目
2019年8月2日 7時01分

1日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

ユニシス <8056>   ★4-6月期(1Q)経常は2.1倍増益で着地

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の37.1億円に急拡大して着地。システムサービスでDX(デジタルトランスフォーメーション)関連などの中小型案件が引き続き拡大したうえ、前期に受注したAI関連の大型機器販売も寄与し、14.2%の大幅増収を達成した。営業支援費が減少したことも増益の要因となった。

日本アクア <1429>   ★上期経常を2期ぶり最高益に60%上方修正

◆19年12月期上期(1-6月)の経常利益(非連結)を従来予想の4.5億円→7.2億円に60.0%上方修正。増益率が11倍→17倍に拡大し、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。木造戸建て・建築物向けウレタン断熱材「アクアフォーム」の受注が想定より伸びたことが寄与。原料であるイソシアネートの価格が低下したことも利益を大きく押し上げた。

TIS <3626>   ★4-6月期(1Q)経常は36%増益で着地

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比35.6%増の87.7億円に拡大して着地。IT投資需要が拡大するなか、銀行やエネルギー・製造業向けの開発案件が伸びたことが寄与。構造転換に向けた対応強化に伴う販管費の増加を吸収し、大幅増益を達成した。

テンポイノベ <3484>   ★4-6月期(1Q)経常は56%増益で着地

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比56.0%増の1.9億円に拡大して着地。転貸借契約の成約件数が前年同期の71件から101件に拡大し、賃料収入など伸びたことが寄与。人件費を中心とする販管費の増加を吸収し、大幅増益を達成した。

イビデン <4062>   ★4-6月期(1Q)経常は29%増益で着地

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比28.9%増の51.7億円に伸びて着地。ICパッケージがデータセンターのサーバー向けに拡大したうえ、不採算製品の生産縮小なども奏功し、電子事業の営業損益が前年同期の5.1億円の赤字から28.7億円の黒字に急浮上したことが寄与。

上期計画の65億円に対する進捗率は79.6%に達しており、業績上振れが期待される。

動物高度医療 <6039> [東証M]  ★4-6月期(1Q)経常は43%増益で着地

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比43.0%増の1.1億円に拡大して着地。学会報告や獣医師向けセミナー開催の強化による認知度向上で、かかりつけ動物病院からの紹介症例数が増加し、2ケタ増収を達成したことが寄与。

カプコン <9697>   ★4-6月期(1Q)経常は40%増益で着地

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比40.2%増の76.9億円に拡大して着地。リピートタイトルを中心とした好採算のダウンロード販売が伸長したことが利益を大きく押し上げた。

通期計画の195億円に対する進捗率は39.5%に達しており、業績上振れが期待される。

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