オルガノが後場急騰、大型プロジェクト工事の進捗想定以上で上期業績予想を上方修正
オルガノ<6368>が後場急騰で年初来高値を更新。午後2時ごろ、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を430億円から460億円(前年同期比18.6%増)へ、営業利益を16億円から43億円(同2.8倍)へ、純利益を8億円から30億円(同3.3倍)へ上方修正したことが好感されている。
国内・台湾・中国で電子産業分野を中心とする大型プロジェクトの工事が期初の想定を上回って進捗する見込みであることに加えて、国内を中心にメンテナンスなどのソリューションサービスが好調に推移していることが要因。また、コストダウンなどの効果でプラント部門の利益率が改善することも寄与するとしている。なお、20年3月期通期業績予想は、売上高960億円(前期比4.0%増)、営業利益66億円(同0.6%増)、純利益44億円(同1.2%減)の従来見通しを据え置いている。
また、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高201億4900万円(前年同期比19.0%増)、営業利益13億500万円(前年同期3300万円)、純利益8億700万円(同2億800万円の赤字)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)