三井倉HDが急浮上、収益力強化の施策進捗し上期営業利益予想を上方修正
三井倉庫ホールディングス<9302>が後場急浮上。午後1時30分ごろ、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、営業利益を56億円から60億円(前年同期比3.0%減)へ上方修正したことが好感されている。
売上高は1200億円(同0.5%減)の従来見通しを据え置いたものの、コスト削減や粗利益改善施策など抜本的事業収益力の強化に関連する各種施策が順調に進捗していることに加えて、航空輸送業務における自動車関連貨物のプロジェクト輸送の発生や、倉庫業務において主要貨物の保管残高が高い水準で推移したことなどが寄与した。なお、20年3月期通期業績予想は、売上高2380億円(前期比1.6%増)、営業利益100億円(同16.6%減)の従来見通しを据え置いている。
また、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高609億7400万円(前年同期比2.5%増)、営業利益33億6300万円(同17.4%増)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)